人生の99%は思い込み【2020年読了⑦】
「人生の99%は思い込み」を読みました。
自粛期間中のおうち時間で読もうといくつか準備していた本の中の一冊です。
(実際はおうち時間中は読書もまったく進まなかったのですが😅)
書かれているのは「人生は自分で書いた脚本どおりに進む」ということ。
読んでみると、確かにそうだと思うことばかりでした。
- 私は根性がないからダイエットは続かない
- やせても絶対リバウンドする
- 仕事で必ず失敗する
などなど、書いていてイヤになりますが、これ全部自分の思い込み(>_<)
で、潜在意識が自然とそうなるように選択しちゃってるということらしいです。
思い込みが過ぎるのはよくないという根拠や、思い込みから脱却するためのメカニズムが数十ページにわたり解説されており、説得力はありました。
ですが、子供の頃からの思考のクセを変えるのは簡単なことじゃないし、ネガティブな思い込みに支配されてはいけないと思えば思うほど、どつぼにはまっちゃうってことありますよね(^_^;)
じゃあどうすればいいの??
答えは後半にありました。
「思い込みを利用して人生の脚本を書き換える」
要するに、思い込みが強いならポジティブな自己暗示をかけてしまえというもの。
そのための4つメソッドとして
- 行動を変える
- 「振り」をしてみる
- 環境を変える
- 服装を変える
この中でおもしろいと思ったのは、2.「振り」をしてみるというもの。
心理学では、理想の人をマネして内面を変えていくということを「モデリング法」といい、誰かの「振り」をしてみると、その理想像に少しずつ近づき、いつの間にかこれが自分と脳が思い込んでくれるのだそう。
身近な人や著名人など、「あんなふうになりたい!」っていうあこがれの人って誰にでもいますよね。
いきなりこれまでと違う自分になろうとするのはハードルが高い気がしますが、”あの人ならこんな時どうするだろう?どんな風に振る舞うかな?”とあこがれの人を真似てみる。
それで性格が変わっちゃうって言うんですから脳ってある意味単純ですね( *´艸`)
更にあとがきにはこんなことが書いてありました。
自分の役柄を演じる「ごっこ遊び」を楽しむことで、人生はより楽しくなる。
仕事に悩みをもっていても「所詮ごっこ遊びだ」と思えば気持ちも軽くなるし、休日は自分がハマったり、リフレッシュできることで「ごっこ遊び」する。
「思い込みを自覚し、思い込みを遊ぶ」
中盤までは思考を否定されているようでなかなかスッと入ってこなかったのですが、最後まで読んでみて自分なりに落とし込むことがでかたかな。
「振り」と「ごっこ」遊び感覚でちょっとやってみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました★